Pages

Friday, September 2, 2022

楽天が委託契約を突然解除、下請け運送会社が5億6000万円賠償求め提訴へ - 読売新聞オンライン

 ネット通販大手「楽天グループ」の配送事業を巡り、定められた予告期間を経ずに委託契約を突然解除され、売り上げを失ったなどとして、下請け運送会社が楽天などを相手取り、約5億6000万円の損害賠償を求めて近く東京地裁に提訴することがわかった。楽天は昨年5月、事業を終了し、委託先約40社との契約を一斉に解除していた。

 提訴するのは、委託先の一つだった埼玉県川口市の運送会社「Trump(トランプ)」。訴状などによると、同社は2018年11月、楽天が展開していた配送事業「楽天エクスプレス」に参加し、通販サイト「楽天市場」の商品を宅配していた。契約では、契約解除は3か月前までに告知すると定めていたが、21年5月13日のオンラインでの会議で、楽天側から事業終了に伴い契約を月末で打ち切ると告げられたという。

 楽天は取材に、予告期間を経ずに委託先各社と契約を解除したことを認めた上で「個別に委託先と協議し、ほとんどと対応を終えている」と説明。トランプ側の提訴については「お答えできない」としている。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 楽天が委託契約を突然解除、下請け運送会社が5億6000万円賠償求め提訴へ - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/q4IESQb

No comments:

Post a Comment