旅がらすキャベツ味発売 食品ロス削減 - 読売新聞オンライン

　菓子製造の「旅がらす本舗清月堂」（前橋市）は８月、キャベツ由来のパウダーを使った煎餅「ぐんまちゃん旅がらす（キャベツ味）」を発売した。

　食品廃棄の削減につなげようと、中華総菜メーカーのみまつ食品（同市）が、廃棄されるキャベツの芯からパウダーを作り、これに、嬬恋産キャベツで作ったパウダーを合わせ、生地に練り込んだ。かむ度にキャベツの香りが鼻を抜ける。

　キャベツパウダーには食物繊維や、血圧を低下させる機能が期待される「ＧＡＢＡ」が豊富に含まれているといい、旅がらす本舗清月堂の糸井義一社長は「日本一の生産量を誇る県の名産をおいしくアレンジした」と話した。

　１１月末まで販売し、６枚入り５００円、９枚入り７５０円（いずれも税込み）。県内のスーパーや土産店で購入できる。

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