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Saturday, October 15, 2022

多彩な焼け味 備前焼まつりが開幕 3年ぶり開催 陶芸ファンら品定め:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル

会場に並ぶ多彩な焼け味の備前焼を熱心に品定めする入場者

会場に並ぶ多彩な焼け味の備前焼を熱心に品定めする入場者

ビアマグや湯飲み、鉢などが並んだ特設テント。趣向を凝らした作品の数々に陶芸ファンは思わず目移り

ビアマグや湯飲み、鉢などが並んだ特設テント。趣向を凝らした作品の数々に陶芸ファンは思わず目移り

特設テントや陶芸店が並ぶJR伊部駅前のメインストリートは歩行者天国に。朝から大勢のファンであふれた

特設テントや陶芸店が並ぶJR伊部駅前のメインストリートは歩行者天国に。朝から大勢のファンであふれた

備前焼まつりの開会式でテープカットする関係者=JR伊部駅前

備前焼まつりの開会式でテープカットする関係者=JR伊部駅前

 第38回備前焼まつり(備前焼まつり実行委員会、備前市、岡山県備前焼陶友会主催、山陽新聞社など共催)が15日、同市伊部のJR伊部駅周辺をメイン会場に、2日間の日程で始まった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。初日から大勢の陶芸ファンが詰めかけ、多彩な焼け味の魅力を持つ作品を見て回り、じっくり品定めしていた。

 午前9時から開会式があり、吉村武司備前市長が「コロナ対策に万全を期して開催した。作品を手に取りながらお気に入りを探してほしい」と呼びかけた。伊勢崎淳備前焼陶友会名誉会長、松田正己山陽新聞社社長らがテープカットで開幕を祝った。

 陶芸店や窯元が連なる駅周辺の通りは歩行者天国になり、陶友会会員らが手がけた皿や湯飲み、花入れ、置物など約40万点を通常の2割引きで販売。店先や特設テントには味わい深い焼き物が所狭しと並んでおり、入場者はじっくりと見比べて、形や風合い、焼け具合を確かめていた。

 会場では、作家によるろくろの実演など、催しも繰り広げられた。新型コロナ対策では、入場者一人一人に検温を行い、各地に消毒液を設けている。

 16日は午前9時から午後4時半まで。バンド演奏や太鼓、歌のステージなどもある。

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