半導体製造向けの特殊ガス供給などを手がけるジャパンマテリアル（三重県菰野（こもの）町、資本金１３億１７８１万円、田中久男社長）は２０２３年、北上市村崎野に新たな事業拠点を設ける。半導体大手キオクシア（東京）の北上工場拡張に伴う需要増に対応する。県内の従業員数は４００人規模に倍増する計画で、県南部の産業集積が着々と進む。
北上工業団地近くに設ける新拠点（敷地面積２・３ヘクタール）は来年春に着工、同１０月に開所予定。半導体の製造に欠かせないガスや薬品などを保管する倉庫など計４棟（延べ床面積計７６００平方メートル）を建設する方向で計画している。
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