コロナ禍で減少した海外からの観光客を取り戻そうと、松山市で韓国の旅行会社と愛媛県内の観光事業者との商談会が行われました。
愛媛県や県内の観光業界などで作る協議会は、新型コロナの感染拡大で減少した海外からの観光客を取り戻そうと、９日から韓国の旅行会社の担当者を招き、松山城や「しまなみ海道」など県内の観光地を巡る視察ツアーを行っています。
３日目の１１日、松山市道後にあるホテルで県内の観光関連の事業者が韓国の旅行会社に改めて愛媛の魅力を伝える商談会が行われました。
商談会では、県内の事業者が韓国の旅行会社１５社の担当者に観光名所の道後温泉や宇和島特産の真珠の魅力などを伝え、愛媛に観光客を連れてきてほしいと訴えていました。
松山と韓国を結ぶ定期便は新型コロナの感染拡大のあと休止が続いていますが、高松と韓国を結ぶ便は今月２３日から運航を再開する予定で、今後、四国に海外からの観光客が戻ってくることが期待されています。
参加した「道後プリンスホテル」の河内広志会長は「こういう機会がないと接点を持てませんし、対面だと熱量を伝えられるのでとてもいい機会でした」と話していました。
また、韓国の旅行会社の担当者は「特に大洲の古い町並みがよかったです。観光客が愛媛を訪れるようにしていきたいです」と話していました。
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