学生の会社選びの視点が多様化してきた。知名度や安定性、給与水準だけでなく、柔軟な働き方や自分が成長できるかどうかも重視されている。志望先を考えるヒントとして、先進的な取り組みを導入した会社と、そこで働く社員を紹介する。(武石将弘)
リクルート就職みらい研究所 栗田貴祥所長
「自分が成長できる会社かどうか」という視点は、企業選びの大きなポイントだ。昔なら年功序列、終身雇用で会社が一生面倒を見てくれたが、今は大企業といえども何が起きるか分からないほど社会が変化するスピードが上がっている。どこへ行っても通用するようなスキルやキャリアを若いうちに身に付けるには、研修などの教育体制や若手の登用制度が整っているかどうかに注目してほしい。
もう一つのポイントは「働き方」だ。コロナ禍でテレワークが当たり前になり、兼業や副業を認める企業も増えている。多様な働き方の選択肢がある会社は、持続可能性も高い。
社会環境の変化に伴い、働く人々の価値観も多様化している。自分が何を重視し、どういう社会人になりたいのか、しっかりとした軸を決めて会社選びを進めることが大切だ。
からの記事と詳細 ( [特集]会社選びの視点 - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/P4Oz6cM
No comments:
Post a Comment