山梨県北杜市小淵沢町の「八ヶ岳リゾートアウトレット」の運営会社が事業停止した問題で、運営会社と藤井弘毅社長(80)は9日、東京地裁に破産手続きを申し立てた。運営会社の負債は約16億円、債権者は約120人に上るが、保有資産は数百万円で、負債のほぼ全額が弁済されない見通しとなっている。
代理人によると、運営会社「八ヶ岳モールマネージメント」(東京都)は税、社会保険料など返済が優先される負債が約1億円、その他の負債が約15億円。保有資産は一部が差し押さえられ、残るのは数百万円と見込まれる。
藤井社長は運営会社が払えない負債を肩代わりする連帯保証人になっているが、負債を返済できるほどの財産を保有しておらず、個人破産の手続きに入った。
破産手続きは来週半ばに開始される見通しで、裁判所が選任した管財人による破産整理が進められる。隠れた財産などがないかが焦点となる。
7日の債権者説明会では、運営会社が預かった売上金をテナント側に渡さなかったり、仕入れ業者に代金を払わなかったりしていることが判明。テナントから電気代を値上げして徴収しながら、電力会社には滞納し、他の支払いに充てていたことも報告された。
からの記事と詳細 ( アウトレット運営会社が破産申し立て、負債16億円…連帯保証人の社長も個人破産手続き - 読売新聞オンライン )
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