著名アクティビスト(物言う投資家)、カール・アイカーン氏は17日、空売り投資家を批判した。同氏の会社 アイカーン・エンタープライゼズ(IEP)も数カ月前に空売り勢の標的になっていた。
アイカーン氏は「空売り投資家に存在する価値があることは間違いないと思うが、基本的に不正確なうわさや、不正確に近いうわさを流すことは行うべきではない」とし、「それは非良心的だと思うし、私はそれに大いに反対だ」と述べた。同氏はアクティビスト投資の今年最大級のイベント「13Dモニター・アクティブ・パッシブ投資家サミット」で発言した。

カール・アイカーン氏
Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg
アイカーン氏は8月、IEPの四半期分配金を半分に引き下げ、空売り投資家ヒンデンブルグ・リサーチの主張を 受け入れる形となった。ヒンデンブルグは5月、IEPがレバレッジを過度に効かせており、純資産価値に対して極度のプレミアムで取引されていると主張。また、IEPのかつての高い分配金は維持できないと指摘していた。
IEP株は17日のニューヨーク市場で1.1%安の17.77ドルで終了し、時価総額は約70億ドル(約1兆480億円)となった。年初来では約65%下落している。
関連記事:
原題: Carl Icahn Criticizes Short Sellers at Investor Conference (2)(抜粋)
からの記事と詳細 ( アイカーン氏、空売り勢を投資家会議で批判-自身の会社も標的に - ブルームバーグ )
https://ift.tt/NWZmsOa
No comments:
Post a Comment