Pages

Monday, November 6, 2023

ベネズエラ、増産体制整備へ油田会社を活用 米制裁緩和受け - ロイター (Reuters Japan)

ベネズエラ、増産体制整備へ油田会社を活用 米制裁緩和受け

ベネズエラ国営石油会社PDVSAは、米国による石油・ガス部門への制裁緩和を受け、国内生産を復活させるために必要な機器や油田サービスの確保に向け国内外の企業と交渉している。写真は、ベネズエラ・マラカイボ湖近くの油田での掘削作業の様子。2022年10月14日に撮影。(2023年 ロイター/Issac Urrutia)

[カラカス/ヒューストン 6日 ロイター] - ベネズエラ国営石油会社PDVSAは、米国による石油・ガス部門への制裁緩和を受け、国内生産を復活させるために必要な機器や油田サービスの確保に向け国内外の企業と交渉している。関係筋が明らかにした。

米財務省は10月、ベネズエラ石油・ガス部門との取引を半年間認めると発表。マドゥロ政権と野党勢力が次期大統領選を巡る協定に合意したことを受けた。 もっと見る

ただ、エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズ(BKR.O)によると、ベネズエラで稼働中の掘削リグは2014年に80基以上あったが現在は1基しかなく、専門家は早期生産拡大に大きな障害になると指摘している。

野党の大統領選予備選を巡る問題が原因で米国が取引許可を更新しない恐れもあるため、PDVSAは国内に保管されているリグや、部品不足で休止しているリグを再稼働できる油田サービス会社をまずは見つける必要があるという。

ペドロ・テレチェア最高経営責任者(CEO)は7月のプレゼンテーションで、2万7966本の油井を復活させ、生産量を日量170万バレル引き上げることを目指す考えを示していた。

今年の生産量は78万バレルで、これだけの増産を実現するには最長10年間の集中的な取り組みと持続的投資が必要になりそうだ。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」

Deisy reports on oil and energy and general news from Venezuela's capital, Caracas. She is also interested in reporting on politics and the environment. Deisy has been working with Reuters in Caracas since 2001, where she started writing on violent anti-government protests, the death of Venezuela’s former President Hugo Chávez, and problems at state oil company PDVSA, among other topics. She loves animals like dogs and cats! Contact:+584241334490

Focused on energy-related sanctions, corruption and money laundering with 20 years of experience covering Latin America's oil and gas industries. Born in Venezuela and based in Houston, she is author of the book "Oro Rojo" about Venezuela's troubled state-run company PDVSA and Mom to three boys.

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( ベネズエラ、増産体制整備へ油田会社を活用 米制裁緩和受け - ロイター (Reuters Japan) )
https://ift.tt/thDZw6x

No comments:

Post a Comment