グループ会社が経営するスポーツジムを、社員は無料で利用できる。会社のホームページは、工事現場の日々の動きをブログ形式で更新するように一新された。
亀山市の総合建設業「堀田建設」では、2017年に若手社員の声で始まった「若者会議」が、職場改革を主導してきた。
18~35歳の有志が毎月、勤務後に話し合う。当初は8人から始まり、今では多い日は20人に。会議は残業時間として認められ、この場で決まった提案は堀田誠社長(57)に直接届けられる。
若者会議の発案で最初に導入されたのは、ジム利用など福利厚生の充実。続いて、下着が透けないように作業服を見直したり、男女別のトイレや着替え場所を導入したりと、女性が働きやすい工事現場にする配慮も採用してきた。
全社員にスマートフォンの貸与を始めたのも、若者会議の提案がきっかけだ。オンラインで情報交換できる掲示板やメッセージのアプリを利用することで、社内の情報共有も円滑になった。
会議が始まったきっかけは、若手社員の離職だ。「当時、若手の退職が続き、実は私も辞めようと思っていた」...
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