NTTドコモは10日、海外事業を統括する新会社を設立する方針を固めた。特定企業の通信機器に頼らない新たな通信網「オープンラン」や次世代インターネットとして期待される「Web3」の展開を目指す。
携帯電話の普及で国内の通信事業が頭打ちとなっていることが背景にある。ドコモは米通信大手AT&Tやインドの通信会社に出資したが、撤退した経緯がある。海外事業の強化は長年の経営課題となっている。
新会社は「ドコモグローバル」。社長にはドコモで国際事業を担当する栗山浩樹副社長が就く。まずは成長が見込める東南アジアや北米といった地域を足がかかりに海外事業を強化していく。
オープンランは経済安全保障の観点からも注目が高まりつつある。華為技術(ファーウェイ)など中国企業の製品を避ける動きが出る中、安全性をアピールして事業を拡大したい方針だ。
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