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Sunday, March 1, 2020

新型コロナ「生理用品不足デマ」に不安を抱く女性たちに伝えたいこと(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

「生理用品が不足する」というデマ

 最初に、「新型コロナウイルスによるマスク増産の影響で、生理用品が不足する」というのはデマである。

【緊急】新型コロナウイルス、実は「マスク着用」より先にやるべきことがある

 生理用品メーカーは、「在庫は十分にあり、生産体制にも問題ない」とコメントしている。ティッシュペーパーやトイレットペーパーについても同様である。

 現在、ドラッグストアやスーパーマーケットで、生理用品(おもにナプキン)が品薄状態となっているのは、デマに惑わされて普段よりもたくさん買う人がいるためである。

 とはいえ、生理のある女性にとって、生理用品は必需品。「品薄」と聞けば、確保に奔走したくなる気持ちは理解できる。女性の弱みにつけこんでいるようなデマに惑わされないためにも、普段から買い置きをするなどの備えが必要である。

 日本の女性たちは、生理用品に関しては世界で最も恵まれた環境にあるといっても過言ではない。普段、便利で快適な生理用品に頼り切っているだけに、突如生理用品のない状況に陥ると右往左往してしまう。

 しかし、一時的に品薄になったからと言って、そんなに慌てる必要はない。なにしろ、つい60年前までは今のような生理用品は存在しなかったのだ。

 むかしの女性たちは、脱脂綿や布、紙などを利用して、それぞれオリジナルの経血処置を行っていた。一時的に市販の生理用品が手に入らなくなったところで、どうにかなる。

 ネットで検索すれば「ナプキンがないときの対処法」といったサイトがいくらでも見つかる。家にあるタオルハンカチで、簡単にナプキンを作ることもできる。

いざというときのための「布ナプキン」

 マスク不足のため、布でマスクを作っている人たちもいるようだが、ナプキンこそ布で作ることができる。普段は使い捨てナプキンを使っている女性も、緊急時のために布ナプキンを数枚持っていると安心だ(参考:http://nunonapu.chu.jp/tedukurinunonapukin.htm)。

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(布ナプキンを)念のため持っていることで、使い捨てナプキンが店頭から消えるという不測の事態(これまででは、オイルショック、東日本大震災の際)にも対応できる。被災地では水道が使えないこともあるため、被災地以外の地域では布ナプキンを使用し、被災地には優先的に使い捨てナプキンを送ることができれば、ささやかな被災地支援となる。(拙著『生理用品の社会史』)
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 オイルショックの際も東日本大震災の際も、生理用品不足の最大の原因は「風評」だった。新型コロナウイルスでまたも同じことが繰り返されている。

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