新型コロナウイルス感染症の影響を受ける静岡県外出身の学生を支援しようと静岡市葵区の「静岡おでんおがわ」が22日、「おでんで一食プロジェクト」を始めた。26日まで、地元に帰省できない静岡大、県立大の学生に自慢のおでん5本を無料で提供し、“静岡の味”を堪能してもらう。
大学生の子どもがいる同店の中津川真生子さん(47)が企画した。同店は全国配送もしていて、新型コロナの影響で県外へ進学した子どもへの配送を注文する親がいたという。中津川さんは、親の目線で考え「地元に戻れない学生に静岡おでんを味わってもらい、ほっこりとしてほしい」とプロジェクトを始動した。
静岡市議を通じ、県立大4年の佐藤遼一さん(22)と静岡大2年の土屋宏斗さん(19)の協力を得てチラシを作ってもらうなどし、両校の学生にPR。初日は県立大の学生やベトナム出身の留学生らが来店した。
学生らは熱々のおでんを味わい「おいしい」と笑顔を見せた。名古屋市出身で帰省ができなかった土屋さんは「ずっと家にいると孤独を感じる学生も多い。気に掛けてもらえてうれしい」と話した。
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June 23, 2020 at 08:05AM
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“静岡の味”でほっこりして おでん店、地元に帰れない県外出身学生もてなし|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞
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