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Monday, September 7, 2020

アルファタウリ・ホンダ、F1初優勝は「正当な結果」。真のパートナーが理解した日本人の精神性。(Number Web) - Yahoo!ニュース

 先頭を走るアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーと、その背後に迫る2番手のマクラーレンのカルロス・サインツ。その攻防を、ホンダのスタッフたちは特別な思いで見ていたに違いない。なぜなら、アルファタウリの前身であるトロロッソとホンダが'18年から組む前の3年間、パートナーだったのがマクラーレンだったからだ。 【秘蔵写真20枚超】懐かしきヒーローとホンダの雄姿。カッコいいセナにプロスト、初々しいシューマッハー、ヤンチャそうなマンセル…  マクラーレンと組んで3年目の'17年、ホンダが投入したパワーユニットは明らかに戦闘力が不足しており、シーズン途中に三下り半を突きつけられる形でマクラーレンとの関係もその年限りで解消となる。F1活動継続の危機に瀕したホンダに手を差し伸べたのがトロロッソだった。

トロロッソは真のパートナーに。

 チャンスを与えてくれただけではない。トロロッソはホンダを信頼し、真のパートナーとして受け入れてくれた。  F1の世界では車体を製造するコンストラクター(チーム)を中心として戦いが行われる。マシンを速く走らせるにはエンジンパワーも大切だが、車体の設計はそれ以上に重要であるため、“マシンを速く走らせるためには、パワーユニットはこうあるべき”という車体開発を優先する思想が根強くある。  ところがトロロッソはこれまでホンダが一緒に仕事をしてきたコンストラクターたちとは異なったフィロソフィを持つチームだった。ホンダのF1活動で'18年から現場で指揮を執っている田辺豊治F1テクニカルディレクターはこう語る。 「彼らは最初からわれわれのことを信頼し受け入れ、常にオープンに接してくれました。そして、『ホンダは何がやりたいのか』、『そのためにはトロロッソはどうすればいいのか』と言い、常に一緒になって考えてくれました」

日本の文化を学ばせたトスト。

 トロロッソのスタッフがそういう対応をするようになったのは、チーム代表のフランツ・トストの影響が大きかった。トストはかつて日本でレースをした経験があり、日本人のメンタリティを理解していた。ホンダと組むことが決まると、シーズンオフ中にイタリアを本拠地としているスタッフ向けに日本の文化を学ばせるための勉強会を開いたほどだった。  ホンダにとって忘れられないレースがある。'18年のロシアGPだ。次戦の日本GPを前にホンダはここでスペック3を投入する。技術面や時間的な制約など課題は山積していたが、トロロッソのメンバーは嫌な顔ひとつ見せず、スペック3導入のために懸命にホンダをサポートした。しかしこの投入がその後のホンダの躍進につながる。そのスペック3はそれまでのパワーユニットとは燃焼コンセプトが大きく異なり、翌年以降、今年も使用しているパワーユニットの礎になったものだったからだ。

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