働き方は生き方にも通じます。本来、人は幸せであるために働いているはずなのに、働きすぎで心身を壊すケースも後を絶ちません。父親になったことをきっかけに、より意識的に家庭中心の働きかたにシフトした、青木さん夫婦にお話をお聞きしました。 (取材・文/みらいハウス 片岡 綾) 【画像】幸せであるために働く、あるパパが実践した「働き方改革」 ◆教えてくれたのは…青木裕司(あおきゆうじ)さん スペシャルティコーヒーの移動販売車「Caffe’ del CIELO」オーナー。38歳。4歳と2歳の女の子のパパ。2014年、キッチンカーでコーヒー販売を始め、現在は2台の車で営業する。CIELOとは、「青空の下で」の意味。出店情報はFacebookでなど発信中。
勤務時間を調整し、朝晩の家族のだんらんを大事にする
――今の働き方を選んだ経緯を教えてください。 青木裕司さん(以下、青木さん):20代前半の頃、ワーキングホリデーでカナダ・バンクーバーに滞在していた頃、毎日カフェに通っていました。「自分もいつかお店を持ちたい、その前にいろんな場所に行って、たくさんのお客さんに出会えるキッチンカーをやりたい」という思いがあり、コーヒーの移動販売に興味を持つようになったんです。 始めた当初は、売上ゼロの日とか、10杯しか売れないという日もありました。特に休みや時間を気にすることなく、出店できるのであれば何日間でも出店していましたね。その後、子どもが生まれてから時間の使い方を考えるようになりましたが、妻の負担を減らすためというよりは、単純に「子どもに会いたい、遊びたい」という気持ちのほうが強かったように思います。 ――その頃、妻の美穂さんはどう感じていましたか? 美穂さん:長女を妊娠するまでは看護師をしていましたが、妊娠を機に退職したので、不安でたまりませんでした。子どもが生まれるのに何やっているの!と。大きな会社で働くこともできるのに、1人でどこまでできるのか想像もつかなかったです。でも、夫はすごくポジティブだから「大丈夫」って言われたら「大丈夫なんだろうな」と思うしかありませんでした(笑)。
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