むいたみかんの皮はどうしていますか? ほとんどの方が「捨てるのが当たり前でしょ」と答えるはず。多くが捨てられているみかんの皮ですが、実は加工すると有効活用することができるんです。 【画像:「陳皮」の作り方を見る】 この記事では、みかんの皮の活用方法について紹介しています。「毎日みかんを食べて皮がたくさんある」「捨てずに何かに使いたい」と考えている方は、最後まで読んでくださいね。 (制作:くらしのマーケットマガジン)
●1)みかんの皮は「陳皮」にするのがおすすめ
「陳皮(ちんぴ)」とは柑橘類の皮を乾燥させたもので、古くから漢方薬や薬膳の原料のひとつとして重宝されてきました。みかんの皮には、以下のような成分が含まれています。 【ヘスペリジン】 ポリフェノールの一種で、抗炎症作用があり咳や痰を鎮めます。血流改善効果もあるので、冷え性やむくみの改善にも効果的。 また、アレルギーの原因であるヒスタミンの働きを抑制するので、花粉症やアレルギーの緩和も期待できるのではないかという研究も進められています。 【リモネン】 香り成分であるリモネンはリラックス効果があり、精神を落ち着けるためのツールとしてもぴったりです。 【β-クリプトキサンチン】 活性酸素の抑制効果が高く、様々な病気の予防や進行を抑えることにつながると期待されている成分です。 陳皮とは本来は3年以上干したもののことをいいますが、家庭で使う場合4~7日程度干したものでも充分です。水分を蒸発させることで日持ちをするというメリットもあるため、おすすめはカビに注意しながら2週間以上乾燥させること。
●2)みかんの皮を食用に加工するときの注意点
外国産のみかんの皮には、農薬やワックスが大量についている場合があります。食用にする場合は、国産の無農薬・減農薬のものを選びましょう。有機JASマークがついているものは、農林水産省が定めた安全規格に合格したものなのでより安心です。 多少の農薬は水で洗い流すことで落ちるので、むく前に流水でよく洗ってください。それでも心配な場合は、ボウルに水と少量の塩を入れその中にみかんを1分ほど浸けてから流水で洗うとしっかりと農薬が落ちますよ。
からの記事と詳細 ( みかんの皮、捨てちゃうのはもったいない! 食用にも掃除にも使える「陳皮」の作り方(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース )
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