
副振動は発生の要因が複雑で、発生の有無や程度を予測することがほぼ不可能な現象です。
主振動である天文潮(満潮・干潮)はおよそ6時間おきに海面の昇降が生じますが、副振動はそれに比べてかなり短い周期で海面の昇降が繰り返されるため、対処の難しい現象となります。
今後も大きい海面の昇降や強い流れが繰り返し発生する可能性があるため、盛岡地方気象台は船舶や海上係留物への被害に注意を呼び掛けています。具体的には、係留された船や艀(はしけ)が流される、川の河口付近で逆流が発生するなどの可能性が考えられます。程度がさらに酷くなる場合には浸水や冠水などの可能性もあります。
久慈の満潮時刻は11時38分です。高潮警報・注意報等は発表されていませんが、念のため今後の潮位情報に注意してください。
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