ＥＶ＝電気自動車のトラックやバスの普及に向けて、電力会社が自動車メーカーなどと連携し、充電設備の設置などを請け負うサービスを提供する動きが広がっています。
関西電力は、東京に本社があるトラックメーカーの日野自動車と、今月上旬に新会社を設立します。
ＥＶのトラックやバスの普及に向けて、車両の貸し出しや充電設備の設置、それに電力の使用契約などを一括して請け負う、月額サービスを提供します。
またＥＶトラックやバスの効率的な走行ルートを案内したり電気料金の安い夜間に充電を行うようアドバイスしたりして、運送会社やバス会社の負担を減らす狙いがあります。
一方、中部電力も、大手商社の丸紅と連携し、ＥＶトラックやバス、それに充電設備を貸し出すサービスを今年度中に始める予定です。
両社では、ことし１月から長野県飯田市で、地元のバス会社とともにＥＶバスの実証実験を行っています。
電力会社としては、電力インフラを管理する技術を活用しながらＥＶの分野にもビジネスの幅を広げる狙いです。
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