手書きの似顔絵やイラストが好評な紙面
大阪府出身の石田さんは82年、近畿大水産研究所(和歌山県)から東町漁協に就職。養殖魚の技術指導担当となり、現場に役立つ情報を届けようと「養殖速報」を創刊した。
以降部署が変わるごとに「市場新聞」「品管だより」「漁協だより」と名称を変えてB4判で発行。水温の変化や魚の病気対策などを細かく紹介してきた。
10年前からはより身近に感じてもらおうと、漁師や漁協職員の似顔絵も掲載するようになった。吹き出しも多用し、読みやすさに工夫を凝らす。最新号は今年の赤潮の見通しを図入りで解説。組合員の漁師と市場担当の2人の似顔絵が紙面中央を飾る。
新聞作りは夜自宅で行い、1週間ほどで完成させる。現在の部数は250部。業務中はパソコンを利用するが、「余白の埋め方など柔軟なレイアウトに対応できるのは手書き」と独自のスタイルを貫く。
「楽しみにしてるよ」との声が制作の原動力という。「見てくれる人がいると思うと、やりがいを感じる。漁協にいる間は続けたい」と話している。
からの記事と詳細 ( 漁師の似顔絵、図解… 味がある 手書きの漁協新聞 37年毎月発行続ける職員 原動力は「楽しみにしてるよ」 鹿児島・長島 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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