山陰放送
新型コロナの影響で帰省がままならない若者も多くいる中、鳥取県南部町は給食のレシピを作り送り届けました。 そこには、ふるさとでの思い出が詰まった味で元気を出してほしいという思いが込められていました。 「いただきます」 6日、鳥取県南部町の西伯小学校。 子どもたちがおいしそうに給食を食べていました。 毎日友だちと一緒に食べる給食は、体と心の栄養にもなります。 児童は 「めちゃめちゃおいしいです」 好きなメニューは?「カレーです」 「きなこ揚げパンです」 「ラーメンとカレーです/ごはんがもちもちしてておいしい」 比和谷恭子 「みんな大好き、南部町の給食を手軽に再現してもらおうと作られたのがこのレシピブックです。メインターゲットは若者です」 このレシピブックを作ったのは地元の青年団や教育委員会などで作る実行委員会です。 若者の自炊応援プロジェクト実行委員会 中前元希さん 「(自身も)県外で仕事、友人関係で躓いたときは実家に帰ってこっちのものを食べて元気になって帰るという生活をずっとしていたので、今の子たちはそれができないので、じゃあこっちからふるさとの味を送ってあげようというのが思い付きのヒント」 実行員会では、町内の小中学生らにアンケートを実施。 特に人気の高かったメニュー12品を選び、初心者でも簡単に作れるよう調味料や食材も手に入れやすいものに厳選しました。 作ったレシピブックは県外などで暮らし帰省もままならない若者およそ130人に地元産野菜などとともに送られました。 比和谷恭子 「では、このレシピブックをもとに実際に作ってみたいと思います」 まずは鳥取県内の給食の定番「スタミナ納豆」。 鶏ひき肉とひきわり納豆を炒めるだけ。わずか5分でできます。 さらに、「鶏のいちじくソース」はひと口大に切った鶏肉をいちじくジャム、にんにく、しょうが、酒、しょうゆを加えて漬け込み焼くだけです。 どれもあっという間にできました。 比和谷恭子「おいしい!6品作ってみましたが、作ってみると結構バランスよく作れて、体にもよさそうですね」 若者の自炊応援プロジェクト実行委員会 中前元希さん 「いつでも南部町のふるさとの味を作れるようになって、10年20年先でもこれを作ると南部町のことを思い出すようなきかっけになっていってほしい」 ホームページでも公開されている給食レシピブック。 帰省できない人へもふるさとの味が届けられます。
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