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Thursday, September 30, 2021

小ぶりでも味よし! 冬の味覚、えびいも収穫始まる 京都・京田辺 - 京都新聞

初市を前に収穫されたばかりのえびいも(手前)と、いもを掘り出す奥西さん(京田辺市草内)

初市を前に収穫されたばかりのえびいも(手前)と、いもを掘り出す奥西さん(京田辺市草内)

 京の冬の代表的味覚・えびいもの初市が10月1日から京都市中央卸売市場で始まるのを前に、京都府内最大の産地の京田辺市内で収穫が始まった。日照時間が少なかったため、例年より小ぶりという。収穫は12月に最盛期を迎え来年1月まで続く。

 JA京都やましろによると、山城地域で106軒が4・9ヘクタールでえびいもを栽培。うち京田辺市内に69軒、3・7ヘクタールが集中する。

 同市草内の農家奥西貞幸さん(54)は、えびいもを手がけて7年目になり、今年は4月中旬に8アールの畑に750本を植えた。成長期の6、7月に曇天が多かったことが影響して、いもはやや小さいが、「味はいいと期待している」と話した。

 えびいもは料理店などで重用され、家庭では調理しやすい「こえびちゃん」が人気だ。JA直売所の「にこにこ市」(京田辺市三山木中央)などで販売されている。

 昨シーズンはJA京都やましろを通じて43・5トンが出荷されたという。

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