
観光地でふだんの仕事をするワーケーションの経験者の4割超が、勤務先の制度などに基づかずに働いていたとする調査結果を、山梨大などの研究グループがまとめた。新型コロナウイルス禍で新たな仕事のスタイルとして注目されるが、職場で言い出しにくいという人が少なくないようだ。
調査は今年3月、同大の田中敦教授らと市場調査会社「クロス・マーケティング」(東京)が、直近1年でワーケーションをした会社員ら1000人を対象にインターネットで行った。
このうち478人が「勤務先に制度があり利用した」と回答する一方、「制度はない」が272人、「制度はあるが使わず」が177人となり、合わせて4割を超えた。田中教授はこうした人を「隠れワーケーター」と定義。「優秀な人材を獲得するためにも、企業はワーケーションを一つの働き方として促進する必要があるのでは」と指摘している。
ワーケーション中の平均労働時間は1日当たり5・4時間だった。同行者は、「自分のみ」が47%、恋人や配偶者との「2人」が24%、子どもを含む「家族」が22%だった(複数回答)。
経験者からは「気分転換と仕事を両立できた」という意見の一方、「仕事に集中する意識の切り替えが難しい」という声もあった。
◆ワーケーション= 英語のワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語で、ICT(情報通信技術)を活用したテレワークの一種。観光庁が働き方改革と地域振興の面から推奨している。
からの記事と詳細 ( 観光地で仕事する「ワーケーション」、4割超が会社の制度外で実施 - 読売新聞 )
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