人々がコロナ禍でストレスを抱えた生活が続く中、休日の楽しみ方として注目されているキャンプやバーベキュー。アウトドアでの料理用にナイフや包丁を購入する際にはポイントがある。実はアウトドア用に販売されているナイフや包丁は、「丈夫さ」や「便利さ」に特化しているものが多く、切れ味の鋭いものもあるが、幅広い用途に適した造りで手に馴染み慣れるためにはコツがいることもある。 【画像】キャンプやアウトドアにはステンレス製がおすすめ これでは調理に時間がかかり、せっかくの料理が楽しめなくなってしまう。 「よく切れる包丁」は、キャンプやバーベキューで料理を楽しむためには必要不可欠で、おすすめは意外にも家庭で使っている包丁。大半の家庭用包丁は、毎日の料理に耐えられるだけの品質が保たれており、さらに業務用であれば、切れ味は疑う心配もない。加えて、研ぎが重要であることは言うまでもない。 使い慣れた包丁なら、調理スピードもアップ。新しくアウトドア用に包丁を購入する必要もなく、その分の予算を別のキャンプアイテムに回せるメリットが生まれるかもしれない。
■キャンプやアウトドアでは、オールステンレス包丁がおすすめ
1本ですべてをこなすなら三徳包丁か牛刀がおすすめで、刃渡りは18~21cmが扱いやすい。用途を分けて2本を使いまわすなら、これに加えて12~14cmのペティナイフがあれば十分だろう。また、屋外で使用することを考えると、構造は水濡れに強いオールステンレスタイプをおすすめする。サビに強く手入れが簡単、たとえ傷がついても砥石で磨くだけでピカピカになる。見た目もアウトドアにピッタリ。 家でもアウトドアでも、包丁は使用すればするほど愛着が湧くもの。毎日使って、手入れを怠らず自分専用の包丁へ育てていってほしい。
■銃刀法違反にならないために、持ち運び方にひと工夫を!
包丁の持ち運びはひとつ間違うと最悪、銃刀法(正式名称:鉄砲刀剣類所持等取締法)違反で逮捕される可能性があるため慎重に行いたい。銃刀法について詳しくは警視庁サイト内の「刃物の話」という項を読んでいただきたいが、ここでは「正当な理由のない場合、6センチ以上の刃物の携帯は禁止されている」とだけ覚えておいてほしい。これは包丁にも該当するので注意が必要だ。 ただし、キャンプやバーベキューという正当な理由があり、キッチン道具などと一緒に包丁ケースに入れ、安全に保管していれば問題ない。包丁ケースがなければ、段ボールでの自作や、サラシなどの丈夫な布で刃の全体を巻けばOK。念のため、家と目的地以外では取り出さないほうが無難で、ポケットに入れたり、腰のベルトに付けて移動するのはNGとなる。 違反すれば銃刀法の第31条18第3号定めにより、2年以下の懲役又は30万円以下の罰則に処せられる。せっかくの楽しいキャンプを台無しにしないためにも、注意が必要だ。 安全性を考慮し、最低限のルールを守れば心配はなし。お気に入りの包丁で存分に料理の腕を振るい、キャンプやバーベキューを満喫しよう。 BRAVO MOUNTAIN編集部 登山、スキー、キャンプなど、幅広いジャンルの外遊びに精通した多彩なライター陣が贈るアウトドア情報サイト『BRAVO MOUNTAIN』(ブラボーマウンテン)双葉社刊行のスキー誌『BRAVOSKI』やアウトドア誌『soto』の厳選記事も掲載。人気の山域紹介や注目ギアの使い方など、山にまつわる魅力溢れたコンテンツを展開します。
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