Q.冬の過ごし方というと「こたつにミカン」が一般的ですが、私はイチゴが大好きで冬になるとスーパーなどでよく買って食べています。イチゴはクリスマスケーキに乗っているイメージがあり、冬の味覚という印象が強いのですが、一番おいしい時期はいつなのでしょうか。(岐阜市・30代女性会社員)
◆3月下旬~4月上旬がお薦め
A.JAぎふ農業相談課の内藤智也さん(41)に聞きました。イチゴの出荷時期は11月から5月末ごろまで。どんな果物も熟す期間が長ければ長いほど甘くておいしいため、本来であれば「寒さが一番厳しい時期がおいしい」ことになりますが、「1、2月は出荷量が少ないため味にバラつきがある」とのこと。そのため、「出荷量がピークを迎える3月下旬から4月上旬がお薦め」ということです。
県内では年間約1100~1200トンが、岐阜や北陸市場などに出荷されています。県内で栽培されている「岐阜いちご」には3種類のオリジナル品種があります。1998年に品種登録された「濃姫」は、イチゴらしい甘い香りが強いのが特徴。また、2007年に品種登録され、県内産の約半数を占める「美濃娘」は甘味と酸味のバランスが良く、シャキシャキとした食感を楽しめます。そして「華かがり」は15年に新たに仲間入りした品種で、大粒でジューシーな味わいが魅力です。3品種の主な産地は岐阜市や本巣市など。このほか、郡上市のひるがの高原で栽培されている「夏イチゴ」もあります。6月下旬から11月上旬まで主にケーキ店向けに出荷されており、おいしいショートケーキが年中食べられることに貢献しています。イチゴのお薦めの食べ方は「へたを取り、へたが付いていた方から食べると甘い後味が楽しめる」そうです。
からの記事と詳細 ( イチゴがおいしい時期や食べ方は?冬は味にバラつき - 岐阜新聞 )
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