
北陸を中心にコーヒーショップやレストランの運営を行っていた鯖江市の会社が、福井地方裁判所に破産手続きの開始を申し立てました。
新型コロナウイルスの感染拡大で経営が行き詰まったためで、負債総額はおよそ27億円とみられ、コロナ禍による県内の経営破綻としては最大の規模です。
破産手続きの開始を申し立てたのは、鯖江市の飲食店チェーンの運営会社「北陸フードシステムズ」です。
会社や代理人の弁護士によりますと北陸フードシステムズは2002年に創業し、北陸3県を中心に大手コーヒーショップやバイキングレストランなどのフランチャイズ運営を行ってきました。
しかし新型コロナウイルスの感染が広がったおととし2月以降、店舗の休業や時短営業が続き、売上が減少したということです。
さらに、ことしに入ってからはオミクロン株の感染拡大で客足が遠のくなど経営環境が悪化し、資金繰りのめどがつかなくなったということで4日、福井地方裁判所に破産手続きの開始を申し立てました。
民間の信用調査会社「帝国データバンク福井支店」によりますと、負債総額はおよそ27億円とみられ、コロナ禍の経営破綻としては県内で最大規模だということです。
この会社が運営していたコーヒーショップなどは、1月末の時点で一時的に休業していますが、今後、別の会社に事業を譲渡するなどして営業を再開させたいとしています。
からの記事と詳細 ( コロナ禍で飲食店運営会社破産手続き開始申し立て|NHK 福井県のニュース - nhk.or.jp )
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