秋田県男鹿市船川港船川の繁華街で長く住民に愛された「省吾」が3月いっぱいで飲食店営業を終える。人口減少に伴い売り上げの減少が続いていたところに、新型コロナウイルスの影響で外食需要も落ち込んだ。今後は弁当の製造販売のみを行っていく。代表の竹谷一広さん(55)は「営業形態は変わるが、弁当でも省吾の味を楽しんでほしい」と前を向く。
半世紀に渡って営業を続けてきたが、飲食店が立ち並んだ曙町のにぎわいは徐々に減り、周囲の店は次々と明かりを消した。省吾も5年ほど前からランチ営業のみに切り替えていたが、コロナ禍で客足はさらに遠のいた。
一方、3年前に始めた企業向けの宅配弁当事業はコロナ禍でも堅調だった。スポーツ少年団の大会などでの需要も増えているといい、今後は弁当に注力することを決めた。唐揚げやハンバーグなど一部のメニューは弁当で残る。
3月中の営業時間は、午前11時~午後2時。土、日曜日定休。問い合わせはTEL0185・24・2610
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