東京駅にラーメン自販機、９０秒で出来たて…味は４種類・１食７９０円 - 読売新聞オンライン

　ＪＲ東日本は６日、東京駅構内にラーメンの自動販売調理機を実験的に設置した。前面のパネルで注文すると、約９０秒で出来たてのラーメンが味わえる。コロナ禍で需要が高まった非接触・非対面サービスの拡大を狙う。

　しょうゆ、塩、みそ、とんこつの４種類で、１食７９０円（税込み）。交通系ＩＣカードやクレジットカードなどのキャッシュレス決済で支払い、近くに用意された机といすで食べる。

　米国の新興企業「ヨーカイエクスプレス」が開発した自販機で、幅約１・３メートル、奥行き約９０センチ。無人で運営できるため、従業員の確保が難しい早朝などの営業もやりやすくなるという。

　設置期間は１２日までで、営業時間は午前４時半～深夜０時（１２日は午後５時まで）。好評なら、地方駅や新幹線駅などへの設置も検討する。

　ヨーカイエクスプレスは２０１６年創業。米国では１杯あたり約１３ドル（約１６００円）程度のラーメンを中心に、空港やホテルなど約５０か所で展開している。日本では今後、約２５０か所での設置を目指すという。

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