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Thursday, July 14, 2022

SNSの種類には何がある?|SNSの種類や特徴をご紹介【インターネット基本のき】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト - serai.jp

SNSの種類や特徴をご紹介

テレビやインターネットで毎日のように取り上げられ、コミュニケーションツールとして欠かせないものとなったSNS。その種類はますます増え続けています。ですが、それぞれ区別はついていますか? 「LINEってSNSだったの?」「わかったフリをしているけど、SNSってすぐ新しいタイプが紹介されるから、よくわからない……」という方も多いのではないでしょうか?

今回はそういった疑問を解消してもらうために、SNSの種類や特徴をご紹介いたします。

目次
そもそもSNSとは?
サライ世代にも人気の高いおすすめのSNSは?
最後に

そもそもSNSとは?

SNSとは、インターネット上のWEBサイトなどで会員登録し、利用者同士がコミュニケーションできる会員制サービスのこと。ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、頭文字だけをつなげた言葉です。

SNS登録には、メールアドレスや携帯電話番号などの入力が必要で、その連絡先へSNSのID・パスワード情報が通知されます。登録後、SNSを利用する場合にそのID・パスワードの入力が求められるため、本人しか投稿が出来ない仕組みとなっています。

多くのSNSでできる基本機能としてあげられるのが、文章や写真、動画などの投稿。自分で情報を発信するだけでなく、その投稿に対してリアルタイムに「コメント」や「シェア」「いいね」などのリアクションをとることができます。

SNSで自分の投稿にたくさん「いいね」がつけば、みんなに認められた気分がして嬉しいもの。ただし、すべての人が自分に対して好意的な反応をしてくれるわけではないことを認識しておかないと、あとで辛い思いをすることもあり得るので注意が必要です。「相手に不快に思ってもらいたくない」「少しでも情報を発信しないと忘れられる」と気を使うばかりに、「SNS疲れ」という言葉も登場し、SNSをしなくなっている人も増えています。

サライ世代にも人気の高いおすすめのSNSは?

少しネガティブな話を先にお伝えしましたが、目的に合わせて使えば、より楽しいコミュニケーションツールになるSNS。今回は数多あるSNSのなかでも世界的に人気があり、またサライ世代にも親しまれている5種類を説明いたします。

サライ世代にも人気の高いSNS5種類

  • LINE(ライン)…チャットSNS
  • Facebook(フェイスブック)…日記SNS
  • Instagram(インスタグラム)…写真SNS
  • Twitter(ツイッター)…短文SNS
  • YouTube(ユーチューブ)…動画SNS

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

LINE(ライン)

日本で一番使われている、SNSで人気のLINE。利用者は若者だけでなく、スマホを持つ小学生からお年寄りまで、どの世代にも人気があり、もともとチャット型のSNSです。

LINEは東日本大震災のときに、「家族や親戚の無事を確認するためのサービスを提供したい」という思いから、2011年6月に誕生しました。最初はテキスト中心のチャットがメインでしたが、いまでは友人や家族とトーク(チャット)だけでなく、音声通話やビデオ通話をすることができ、ユーザー同士であれば、どこでもリアルタイムのコミュニケーションを楽しめます。

無料で使えることから、有料の電話を使わず、顔を見ながら話せるLINEのビデオ通話に切り替えている人も多いのではないでしょうか? また、「スタンプ」だけで簡単に気持ちを表せるのも魅力のひとつとなりました。

LINEは携帯電話番号での会員登録が必要であるため、SNSの定義「利用者同士がコミュニケーションできる会員制サービス」に当てはまります。友達やグループでのトークにしか使っていない人には、非公開な印象の強いLINEも、LINE VOOM(動画プラットフォーム)の機能のように、公開・非公開の設定を行う機能もあります。時代に合わせてLINEも機能が変化しているため、公開設定に気をつけながら楽しみましょう。

Facebook(フェイスブック)

実名登録を求められる、Facebook。日本ではLINEやTwitter、InstagramといったSNSの方が人気ですが、世界で一番使われているSNSです。若年層の利用が少なく、匿名で利用できるSNSが多い中で、実名制を強いていることから、リアルでの付き合いや仕事関係のつながりを重視する、30〜40代が利用の中心となっています。

ところでなぜ実名登録なのでしょうか? Facebookは、アメリカで学生間の交流を図るために配られていた紙の情報を、インターネット上でやり取りできるよう、大学生自身が2004年に開発したからです。もともと招待制で大学生だけが使えるものだったものが、普及とともに招待制は廃止され、2008年に日本でも提供が開始されました。その時代に使い始めた若者が、今でも使い続けているので30〜40代中心と言えるのかもしれません。

実名登録のため、誰が発信した投稿なのかがわかり、情報の信頼性が高いFacebook。現実世界でのリアルな知人が利用者の中心であることから、インターネットの世界で知り合いを作ることに慣れてない人でも使いやすいサービスとも言えます。

また、プロフィールに出身地や出身学校、職歴を登録しておくと、長らく音信不通になっている同級生や古い知人、会社の同期が、「知り合いかも」と友達候補として表示される仕組みがあり、懐かしい人と再会するチャンスがあるかもしれません。とはいえ、公開範囲などに十分注意し、使いましょう。

文字数制限がないのも、SNSに不慣れな人にとってはオススメなポイントのひとつです。気軽にサクッとつぶやくだけであれば短文でもいいですが、しっかり自分の考えなどを書きたい人には最適です。

Instagram(インスタグラム)

Instagramは、画像や動画の撮影、編集、共有に特化した、Facebook 傘下のSNSです。2010年にサービスが開始されました。写真や動画をより美しくみせるために、加工や編集するフィルター機能もついていて、文字を入れることによって素敵な画像に仕上げることができ、それを投稿して他の人と共有できます。また、Facebookとの連動もしているので、2つのSNSでデータを共有することができます。

文字だけで詳しく書くよりも、1枚のビジュアル投稿の方がより伝わることがあります。若い世代は旅行先を選ぶ際も、ガイドブックよりもInstagramで素敵な写真を眺め、その投稿から得られる情報で決めることもあるのです。企業も写真や動画を使って、商品の魅力を伝えたり、世界観を表現したりするようになりました。芸能人によっては、プライベートの一部を公表し、ファンとの交流の場として使うこともあります。

匿名や複数アカウントの作成が可能なので、好きな芸能人や気になる情報を探し、おしゃれな写真を眺めるだけでも楽しめます。

Twitter(ツイッター)

140文字以内のツイート(つぶやき)ができるという手軽さから、日本でも若者を中心に根強い人気のTwitter。2006年にアメリカでサービスが提供され、日本では2008年から利用されています。

匿名OKで複数のアカウントを持つことができるTwitterは、趣味や仕事など、目的に応じてアカウントを使い分けることができ、全く知らない人とも交流しやすいというのも魅力のひとつ。

また「友達」として承認をすることでつながる他のSNSとは違い、「会員登録」すれば自由に投稿発信でき、それを他のユーザーが気に入れば、「友達」ではなくてもその投稿を「リツイート」することができます。そのため、次々に情報が拡散されていくという特性を持っています。

一方で、短文で誰でも気軽に投稿を発信できるTwitterは、投稿に対して批判や誹謗中傷などのコメントが殺到する「炎上」が起きやすいのも事実。誤解を招く発言など投稿には、十分気をつけましょう。

YouTube(ユーチューブ)

YouTube は、ユーザー数20億人、世界一の規模を持つ動画SNSです。「SNSなの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、自分が撮影した動画を投稿して公開できるのはもちろん、動画に対してコメントや「いいね」などのリアクションができ、視聴者と交流を深めることができるため、「利用者同士がコミュニケーションできる会員制サービス」の定義であるSNSに該当いたします。

テレビ番組や市販ビデオをそのまま投稿する行為が見受けられ、著作権侵害の問題が昔からありました。その点について、Google(グーグル)社がYouTubeを買収した後、不正行為の対策を整備しています。

現在では、企業のプロモーションビデオやCM、ニュースやドラマなどが無料で閲覧できるメディアとして、アクセス数が増えています。

最後に

LINE、Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeと、サライ世代にも人気の高いSNSを紹介しましたが、気になるSNSはありましたか? どれも基本的には無料のコミニュケーションツールです。まだ使ったことがないという人は、試してみてはいかがでしょうか。

●執筆/西村結花(にしむら・ゆか)
UIデザイナー歴17年、CMSテンプレート開発・管理画面の設計等を手掛ける。近年ではデザイナー視点でのLPOやSEOライティングを評価され、BtoB企業のグロースハックチームの一員として活躍する。
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●構成/京都メディアライン・https://kyotomedialine.com

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