河合博司
茨城県土浦市の小中学校9校で11日、霞ケ浦周辺で養殖が盛んなコイのメンチカツが給食のメニューとして提供された。
コイこくや唐揚げなど、周辺地域では伝統的にコイを使った料理が根付いてきた。若い世代にも食材としての魅力を知ってもらおうと、霞ケ浦漁協が約20年前から周辺の小中学校で給食に提供している。
この日提供されたカツは、直径10センチほど。土浦市の神立小学校では、食事の前に教員が「コイは中国で、栄養のある『薬用魚』として約1500年前から重宝されています」と説明した。
6年生のクラスで、給食以外でコイを食べたことがあると答えた児童は3人だけ。板橋大翔(たいが)君は「コイは池にいる観賞魚のイメージが強いので、食用になるのは意外。ふたつ食べちゃった」と話した。岩田愛生(あき)さんは「私もおかわりしたいくらいおいしかった」と、好評だった。(河合博司)
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