運営する宗教法人の資金不足などをきっかけに閉鎖の状態が続いている札幌市にある納骨堂をめぐり25日夜、競売で建物などを落札した不動産会社が利用者との意見交換を行いました。
札幌市東区にある納骨堂「御霊堂元町」は運営する宗教法人の資金不足で建物と土地が競売にかけられ市内の不動産会社が落札しました。
その後、去年10月下旬に宗教法人の代表が姿を見せなくなったことなどから納骨堂には利用者が預けた多くの遺骨が残されています。
落札した不動産会社は25日夜、利用者との意見交換を非公開でおよそ1時間行いました。
不動産会社によりますと、この会には11人が参加して会社側は今後、宗教法人を承継した上で納骨堂を維持したいという意向を利用者に示して課題などについて説明し利用者からの意見を聞くなどしたということです。
参加した70代の男性は「納骨堂が維持できるなら維持してもらいたい」と話していました。
不動産会社の社長は「納骨堂を維持する方法を模索して運営している宗教法人の債務の整理にも携わりたい。そのために利用者の意見を聞いていきたい」と話していました。
不動産会社は今後も利用者との意見交換を行っていきたいとしています。
からの記事と詳細 ( 札幌東区 閉鎖状態の納骨堂 落札会社が利用者と意見交換|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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