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オープンソースの高速な国産リレーショナルデータベース「Tsurugi」が登場した。Tsurugiの特徴やアーキテクチャ、導入方法などを解説する。
今回は、Tsurugiのアーキテクチャを説明します。Tsurugiはコンポーネントベースのアーキテクチャを持つデータベースです。モジュラリティが高く、またOSSであるため、独自に拡張することが可能です。パフォーマンスチューニングができるように介入ポイントも複数、準備されています。Tsurugiのパフォーマンスチューニングや独自拡張を行うためには、各構成コンポーネントの役割・インターフェースを理解する必要があります。
全体像
Tsurugiの全体像を図2-1に示します。ここでは、各コンポーネントの概要を紹介します。
構成要素
Tsurugiのコンポーネント群の構成は大きく三つのグループに分けられます。一つは外部インターフェースをつかさどるグループ。もう一つは内部で外部インターフェースから与えられたメッセージ/命令を管理・解釈・実行制御を行う内部制御系のグループ。最後は分解された単純な命令を高速/同時に実行し、低レベルでの実行を行う低レイヤー基盤のグループになります。
からの記事と詳細 ( 最新RDB「Tsurugi」のアーキテクチャを知る、独自の拡張が可能に - ITpro )
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