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Monday, June 28, 2021

復活の味 金沢マラソン走者に ビーバーのどぐろ味PR - 中日新聞

のどぐろビーバーをPRする高崎憲親社長=金沢市役所で

のどぐろビーバーをPRする高崎憲親社長=金沢市役所で

 北陸製菓(金沢市)の揚げあられ「のどぐろビーバー」が2年ぶりに復活し、28日から北陸3県のスーパーやコンビニに並んだ。高崎憲親社長は同日、金沢市役所を訪れ、のどぐろ味を含むビーバーを10月31日開催の金沢マラソンでランナーに提供することを報告。新たな味のビーバーの開発に取り組んでいることも明かした。(小佐野慧太)

北陸製菓第5弾も開発

 のどぐろビーバーは、のどぐろの粉末をまぶし、スダチのアクセントでさっぱりとした後味に仕上げてある。二〇一八年に発売し、観光客向けの箱詰めの商品として、主に土産物屋で販売してきた。

 米プロバスケットボールNBAウィザーズの八村塁選手=富山市出身=が一九年に白エビ味を紹介したのを機に生産が追い付かなくなり、同社はのどぐろ味とカレー味を販売休止に。スタンダードな塩味と、白エビ味だけを販売してきた。高崎社長は「苦渋の決断だった」と振り返る。

 増産態勢が整ったことから、同社はカレー味を五月に復活させた。続いて今回、のどぐろ味を一般の人が手に取りやすい袋詰め商品として再発売。「八村効果」以前に販売していた全四種類のビーバーが、再び食べられるようになった。

 金沢マラソンでは、コース上に設けられた水分や食べ物が補給できるエイドステーション「食べまっしステーション」でランナーに袋詰めを配布する。高崎社長はビーバーの今後の展開について、四種類以外の味の研究を続けていることを明かし、「近く新商品をお目にかけられるのでは」と話した。

 のどぐろ味は、一袋七十グラムで二百三十八円(税込み)。観光客向けに、カレー味とのどぐろ味の計八袋の箱詰め商品「アソートビーバーBOXカレー&のどぐろ」も同時発売した。百四十四グラムで千八十円(税込み)。

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