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Sunday, June 20, 2021

札幌の会社経営者殺害事件 元不動産会社社員に懲役22年判決|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

おととし、札幌市で会社経営者の男性を殺害したとして殺人などの罪に問われた男に、札幌地方裁判所は「酌むべき事情は何もない」などとして懲役22年を言い渡しました。

札幌市豊平区の無職、村井健被告(37)はおととし、不動産会社の社員だった当時、賃貸の仲介を担当していた札幌市北区の会社経営、阿部芳彦さん(当時76)の首を絞めて殺害したほか、顧客から預かった賃貸料などを着服したとして殺人と業務上横領の罪に問われました。
これまでの裁判で、検察は横領が発覚しないよう殺害したとして懲役23年を求刑したのに対し、弁護側は殺害については無罪を主張していました。
21日の判決で、札幌地裁の中川正隆裁判長は「被告は事件後に何度も現場の様子をうかがうなど犯人でなければ説明困難な行動をとっている」と指摘しました。
その上で「横領の発覚を免れるため強い殺意を抱いて犯行に及んでいて酌むべき事情は何もない」として懲役22年を言い渡しました。

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