サガン鳥栖の運営会社、竹原稔・元社長に８２００万円賠償提訴…私的流用など指摘 - 読売新聞オンライン

　サッカーＪ１・サガン鳥栖の運営会社「サガン・ドリームス」（佐賀県鳥栖市）が、会社の資金を私的流用したなどとして、元社長の竹原稔氏（６２）に対し、約８２００万円の損害賠償を求める訴訟を佐賀地裁に起こしたことがわかった。提訴は２月９日付。

　訴状によると、竹原氏は同社の代表取締役だった２０１１年５月～２１年４月、契約を解除した従業員３人に対し、解決金計約６０７０万円を取締役会の承認を経ずに会社の資金から支払ったとされる。

　ほかにも詳細を明らかにしないまま、取引をしたことのない会社への送金を命じたり、自身に現金を渡すよう指示したりして、計約２３７０万円を私的流用したとしている。約２００万円は弁済済みという。

　竹原氏は現在、Ｊ３・ＦＣ琉球の強化部スポーツダイレクターを務めている。ＦＣ琉球の運営会社は、「事実関係について確認中」としている。

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