栗尾拓滋被告（アイ・アールジャパンホールディングスの過去のホームページより）
自社の未公表情報に基づき知人２人に株の売却を勧めたとして、金融商品取引法違反（取引推奨）の罪に問われたコンサルタント会社アイ・アールジャパンホールディングス（東京）の元副社長栗尾拓滋被告（５７）は２３日、東京地裁（世森ユキコ裁判長）の初公判で起訴内容を認め「市場の公正を害し、誠に申し訳ございません」と陳謝した。
検察側は「周到かつ念入りに売却を勧め悪質」として懲役１年６月を求刑。弁護側は計画性が認められず、思いつきの範囲だと主張し、執行猶予付きの判決を求め結審した。判決は１０月５日に言い渡される。
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