株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、伊藤金属株式会社(新潟市東区、資本金7,400万円、後藤清三郎社長、従業員29人)は6月1日付で張り紙を出し、事後処理を磯部亘弁護士(いなほ法律事務所、新潟市中央区)に一任し、破産の準備に入った。負債総額は2020年1月期時点で6億8,404万円。
1945年創業(設立は設立1951年)の老舗の金属製建築資材の卸売業者で、カラートタン、金属製外壁材、屋根用ステンレス材、雨樋などの販売を手掛け、一部は自社工場内で板金加工を施して出荷していた。
本社以外には会津営業所を設置し、販売先としては新潟県が約80%、福島県が約20%の割合であった。1991年1月期には売上高33億円を上げていた実績があるが、2000年5月に大口取引先の倒産に伴う受注減で、減収基調を余儀なくされ、赤字決算が続いていた。
その後、市況低迷などにより業績回復の見通しも立たず、事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。今後は6月中旬頃に破産を申請する予定である。なお2021年5月に代表取締役である後藤清三郎氏は逝去している。
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