三重県度会町で、冬の味覚「おでん大根」の収穫がピークを迎えています。

 おでん大根は、度会町を中心に伊勢市などで栽培される大根の品種で、柔らかく味が染み込みやすいため、おでんによく合うことからこの名前が付けられています。

 収穫はいまがピークで、21日朝も早くから農家の人達が1本ずつ手作業で土から抜いていて、ことしは適度な雨に恵まれたため良く育ち、味もおでんに合うということです。

 収穫は年明け1月初旬ごろまで行われ、およそ50トンが三重県内のスーパーなどに出荷されます。