Pages

Saturday, July 8, 2023

スーダン内戦性的暴行と誘拐の憂慮すべき増加援助機関が ... - ARAB NEWS

  • さらなる暴力から娘を守るために、まだ幼いうちに嫁がせる親もいたという

ハルツーム:スーダンにおける軍の派閥間の争いにより、女性や少女の性的暴行や誘拐の件数が急増しており、その中に12歳の少女も含まれていたと援助機関や当局者が指摘した。

セーブ・ザ・チルドレンは7日の声明で、「憂慮すべき数」の10代の少女たちが武装戦闘員から性的暴行や強姦を受けていると発表し、国連はジェンダーに基づく暴力の「顕著な増加」を報告した。

4月15日に勃発した内戦により、スーダンの正規軍と準軍事組織の即応支援部隊(RSF)が戦い、民政に向けた政権移行の計画について対立している。戦闘は首都ハルツームとダルフール西部地域に集中している。

内戦に起因する性的暴行の件数は数十件確認されているが、スーダン政府の「女性に対する暴力との闘い(CVAW)」部門は、確認されている件数は全体のわずか2パーセント程度と推測している。「我々は、正式に発表されている数字が氷山の一角にすぎないことを承知している。12歳という幼い子供が、性別や民族、脆弱であるために狙われている」とセーブ・ザ・チルドレンのスーダン代表であるアリフ・ヌール氏は声明で述べた。

同氏によると、さらなる暴力から娘を守るために、年端も行かぬ年齢で嫁がせる親もいたという。

性的暴行を受けながら数日間拘束された少女や、集団レイプに遭った女性や少女についても報告されている。

「スーダン国内の医療従事者、ソーシャルワーカー、カウンセラー、地域密着の保護ネットワークはすべて、国中で戦闘行為が続く中、ジェンダーに基づく暴力の報告が顕著に増加していると警告している」

国連機関は今週、共同声明で次のように発表した。

「電気や通信網が足りていない、不安定な治安状況により人道的アクセスもほとんどないために、違反行為の報告や支援の要請も不可能ではないにせよ、困難である」

CVAWはまた、特にハルツームで女性と少女の誘拐件数が増加していると報告し、CVAWがRSF戦闘員の関与を指摘する、最近のいくつかの事件について言及した。

RSFは戦闘員による襲撃や性的暴行の告発には直接対処していないが、暴力行為を行った者はその責任を追及されると述べている。

国連の推定によると、420万人がジェンダーに基づく暴力の危険にさらされており、スーダン内戦が始まった4月中旬以前の300万人から増加しているという。ちなみに、スーダンの人口は4900万人である。

ロイター

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( スーダン内戦:性的暴行と誘拐の「憂慮すべき」増加、援助機関が ... - ARAB NEWS )
https://ift.tt/ckle2K6

No comments:

Post a Comment