八戸港でのイカやサバの不漁に加え、燃料費の高騰などによって経営に行き詰り、事業の継続が困難になったとして、八戸市の運輸会社が近く自己破産をすることになりました。
負債総額はおよそ1億2000万円です。
近く裁判所に自己破産を申請することになったのは、八戸市の「マルヨ水産運輸」です。
民間の信用調査会社「帝国データバンク」などによりますと、「マルヨ水産運輸」は1975年に設立され、地元の水産加工会社に向けた原材料の輸送や、県内や岩手県、それに東京都などへの製品の輸送を行っていて2021年度の収益はおよそ1億5400万円ありました。
しかし、八戸港でイカやサバなどの不漁が続いて仕事の受注が減るなか、燃料費の高騰などの影響で、去年12月には長年取り引きをしていた水産加工会社との運賃の値上げ交渉が決裂し、取り引きが停止となり、受注量が大幅に減りました。
その結果、資金繰りが行き詰まり、先行きの見通しも立たないとして、近く青森地方裁判所八戸支部に自己破産を申請することになりました。
6人の従業員はすでに全員解雇され、負債総額はおよそ1億2000万円にのぼるということです。
からの記事と詳細 ( イカやサバの不漁などで八戸市の水産運輸会社が自己破産に|NHK 青森県のニュース - nhk.or.jp )
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