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Thursday, March 28, 2024

富士通が欧州子会社を再編、中間持ち株会社のFujitsu Services Holdingsは清算 - ITpro

 富士通は2024年3月28日、欧州子会社の再編を同日開催の取締役会で決議したと発表した。広報は「『Fujitsu Uvance』を中心としてグローバルにソリューションやサービスの提供を拡大していく」(広報)と説明する。事業ポートフォリオの変革を加速するとともに、経営の効率化とガバナンスの強化に取り組む狙いだ。

 サービス事業とハードウエア事業が混在していた各法人を、主力事業や地域ごとに整理し、再構築する。1社がサービス事業とハードウエア事業の双方を有する場合は、分割して再編する。再編の対象となる欧州の事業会社は計17社だ。

 具体的な再編は次の通り。サービス事業を専門とする事業会社はFujitsu Technology Solutions(Holding)の傘下に集約。ハードウエア事業を専門とする事業会社は、富士通エフサスを母体として2024年4月1日付で発足する予定の新会社エフサステクノロジーズの欧州子会社として集約する。

 再編の手続きは2024年10月以降に開始し、2025年4月1日の完了を予定する。富士通はこの再編発表と合わせて、同社の中間持ち株会社の1つであるFujitsu Services Holdingsの清算も発表した。2025年度中に清算手続きを開始し、2026年度以降に終える予定だ。

 富士通は2023年12月26日に、ハードウエア事業を新会社のエフサステクノロジーズに統合すると発表している。

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