赤穂産のミカンやイチゴを使うご当地グルメ「赤穂スイーツ」が、71メニューに増えた。兵庫県赤穂市内の温泉旅館やホテルが取り入れ、カクテルグラス入りの「赤穂フルーツぜんざい」などを味わえる。市内唯一の蔵元、奥藤商事を代表する銘酒「乙女」を使ったカクテルも登場。かんきつ類やイチゴの甘さを特産の塩が引き立てる。(坂本 勝)
赤穂スイーツは地元で収穫したイチゴやかんきつ類を材料に、赤穂で製造された塩を隠し味に使う。赤穂のイチゴとミカンの魅力を発信しようと、観光情報誌「じゃらん」の協力で2020年度に始まり、8事業者が25メニューを開発。21年度は24事業者の71メニューに急増した。
温泉旅館「祥吉」(同市御崎)は豪華ないちごパフェを創作。レモンマカロンなどを載せた炭酸せんべいのふたを持ち上げると、いちごアイスや赤穂ミカンなどが詰まったグラスの中身を味わえる。目や口を付けて、笑顔に見えるイチゴがかわいらしい。
カクテルは、地酒の「乙女」に乾燥マーマレードを添えた「ソルティー乙女ブロッサム」(同市御崎の桃井ミュージアム、880円)などが誕生。「アマカフェ」(同市御崎、尼崎酒店内)は米こうじから作った甘酒を混ぜた「いちご甘酒スムージー」(550円)や「みかん甘酒」(500円)を出す。
かみや製菓本舗(同市塩屋)は地元のイチゴとミカンをそれぞれ使ったケーキ「まるかぶりロール」(いずれも1本1836円)を販売。同市坂越のカフェ「ノンキピクニック」は、イチゴとはっさくマーマレードで、2種類の「どら焼きパンケーキ」(各500円)を作った。
ラ・ファランドール(同市加里屋、あこう手織り工房内)は自家農園で栽培したミカンや甘夏をジャムなどに加工。キウイやブルーベリーも使い、県産果実の地産地消も図る。
販売期間などを無料誌「赤穂じゃらん 赤穂スイーツブック2」で紹介し、あこう魅力発信基地(市役所2階)や赤穂観光協会などで配布している。市観光課TEL0791・43・6839
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