カチッ、カチッとひたすらクリックを重ねた。
平日の仕事終わりの夜。数カ月間、ウェブで検索を繰り返しては、医療機関の一つひとつのサービス内容の金額、URLなどを調べてはエクセル表にまとめていった。
東京都内に住む会社員の女性(30)がリサーチしていたのは、卵子凍結を手がけるクリニック。
保管料について、このクリニックは卵子3個で1万5千円、あの医院なら卵子2個で5万5千円。値段は1個なら、20個なら……。エクセルのシートにデータを並べていった。
そんなに手間をかけないといけなかったのは、卵子凍結をしている医療機関を調べようとしても、まとまった情報やサイトを見つけられなかったからだ。
どこの医療機関に行くか比べるため、自分で片っ端から都内のクリニックを検索しまくった。
検索するのに疲れて途中で卵子凍結自体をあきらめかけたが、何とか完成させた。
出産に焦りを感じていたわけではない。出産するなら35歳くらいまでなのかもしれないと、ぼんやり考えていたぐらいだ。恋人はいるが、結婚の予定が具体的にあるわけではない。
費用は数十万円…でも「ラッキーだった」のは
でも、出産を真剣に考えるよ…
【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら
からの記事と詳細 ( 30歳、仕事も順調「でも子どもは…」 卵子凍結、会社からの選択肢 - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/crwEdoF
No comments:
Post a Comment