[26日 ロイター] - 米ドル建て債券に対する海外投資家の需要が回復するとクレジットストラテジストらは見込んでいる。米ドル安と、米連邦準備理事会(FRB)の引き締めサイクルが終了に近づいているとの見方で為替ヘッジのコストが低下しているからだ。
JPモルガンの24日付のリポートによると、米投資適格債の海外勢に対する魅力度を測る指数(FAB)は、欧州・中東・アフリカ(EMEA)と中国を除くアジアの全通貨でヘッジ条件が改善した結果、過去1週間で6ベーシスポイント(bp)上昇し、60bpとなった。
SMBC日興セキュリティーズ・アメリカのクレジットストラテジスト、エドワード・マリナン氏は「米債利回りは依然として世界的に非常に魅力的」であるため、ヘッジコスト低下やFRBの引き締めサイクル終了接近に伴い海外勢の需要が緩やかながら持ち直し始めていると指摘した。
海外投資家が米ドル建て債投資をヘッジするために使う為替スワップ取引のコストは、7月上旬にユーロ圏の投資家に対して2022年4月以降の最低水準近辺まで切り下がった。
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