発達障害や視覚障害などの当事者が経験を語ったり、多様な生き方を訴える歌を披露したりして、障害への理解を深めてもらう催しが佐久市で開かれました。
25日、佐久市で開かれた催しには関心のある人など30人余りが参加し、障害のある3人がこれまでの経験を話しました。
このうち発達障害と戸籍上の男性という性別に違和感があるためインターネット上で、女性キャラクターとして活動する蘭茶みすみさんはオンラインで登場し、「家族が自分の生き方を認めてくれたことに助けられた。周囲が本人の特性を否定しないことが大切だ」と話しました。
また、蘭茶さんは多様性をテーマに自分で作詞した歌を歌って、さまざまな生き方への理解を訴えていました。
このほか会場では、視覚に障害がある女性が、来場者に2人1組でアイマスクをつけてもらい、介助の重要性や大変さを知ってもらったほか、脳性まひの男性は外見で差別された経験を話したうえで、「理解を進めるためには、健常者と障害者を分けずに、ともに生活することが必要だ」と訴えていました。
佐久市の30歳の女性は「蘭茶さんから個人の生き方を周りが尊重する大切さについて聞けたので、その視点を持って、生きづらさを抱える人に関わっていきたいです」と話していました。
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