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Sunday, April 28, 2024

“大麻グミ” 製造・販売会社の元社長を逮捕 「違法性ない」と過去に主張 - goo.ne.jp

いわゆる「大麻グミ」を製造・販売していた会社の元社長が、麻薬取締部に逮捕されたことがわかりました。男は過去、私たちの取材に「違法性はない、認識の違いだ」などと主張していました。

日テレNEWS NNN

「大麻グミ」製造・販売会社 松本大輔元社長(39)

「我々の販売している物は違法の成分ではないので、違法性はございません。脱法ではないと思っています」(去年11月)

「違法ではない」と断言する男は、指定薬物を所持していた疑いで逮捕された松本大輔容疑者(39)。去年、健康被害が相次いだ「大麻グミ」を製造・販売していた会社の元社長です。また、当時開発担当だった高田浩司容疑者(38)も逮捕されました。

近畿厚生局麻薬取締部によると、松本容疑者らは去年11月、神奈川県内の倉庫で指定薬物である「HHC」(=ヘキサヒドロカンナビノール)を含む、固形の商品7.7キロを所持した疑いがもたれています。

   ◇

去年4月から売り始めたという「大麻グミ」。大麻成分に似た“合成化合物”が含まれていると記載されていました。

去年、大阪府内でこの会社が製造したとみられる「大麻グミ」を食べた後、おう吐などの症状が出て、4人が病院に搬送されるなど健康被害が相次ぎました。

これをうけ、麻薬取締部などが倉庫や工場に立ち入り検査をするなどし、今回の事件が明らかになりました。当時、会社にも体調不良の報告はあったといいますが…。

日テレNEWS NNN

松本大輔容疑者(39)

「数か月に1件2件程度です。いずれも食べ過ぎによる戻してしまう状態になっている方がいる」(去年11月)

――どういった形で戻す?

松本大輔容疑者(39)

「私は戻したことがないので把握はしていない。お酒や市販薬と同じで、用法用量を守って正しくお使いくださいとしか、我々は言えないです」(去年11月)

日テレNEWS NNN

今回、容疑者らが所持していたとみられる「HHC」は、意識障害やおう吐などの症状が出るとされ、厚生労働省が2022年、指定薬物に追加していて所持や販売などが禁止に。

その後、規制の対象ではなかったよく似た成分を指定薬物に追加しましたが、規制されていない成分の商品が出回るなど、“いたちごっこ”が続いています。

   ◇

ことし2月、松本容疑者は自身のSNSに、次のように投稿しました。

「WWE(容疑者の会社)は解散しました。全店舗閉鎖 工場も閉鎖」

麻薬取締部は、松本容疑者らの認否を明らかにしていません。

(4月26日放送『news zero』より)

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