1.株式会社ビーバーズ(人材紹介業)が株式会社イシイ設備工業(建設業)へ高度外国人材をご紹介し、採用が確定
建設・製造業界を中心に高度外国人材紹介事業を展開する株式会社ビーバーズが、群馬県に本社を構え管工事業を行う株式会社イシイ設備工業へ高度外国人材(ベトナム人のアイ ンさん)をご紹介させていただき、採用が確定すると共に、ベトナム人のアインさんが施工管理技士補佐として株式会社イシイ設備工業へ入社致しました。
2.株式会社ビーバーズが建設・製造業界に特化をして高度外国人材紹介事業に取り組む背景
建設・製造業界において、元々は日本人の有資格ヘッドハンティング及び人材紹介事業を展開する中で、日々携わらせていただく技術者の転職希望者は、40代~60 代が中心となっております。建設・製造業界にて日本人の人材紹介ビジネスを展開する上で、若手の技術者不足は顕著であり、将来有望な 20代30代の日本人を建設・製造会社へ紹介することには大変苦労しておりました。そこで企業存続、技術承継、生産性向上の面での課題解決として、永続的に日本で働け、且つ高い専門性と日本語力を持つ優秀な外国人を全国の建設・製造会社へ紹介し、企業の人材若返り化とそれに伴う技術を外国人が承継し、企業を成長させていくべきだと考え、この高度外国人材紹介ビジネスに懸命に取り組んでおります。
3.建設業界の人材不足の現状と高度外国人材
現在の建設業界の人材不足と高齢化という問題に対して、現在日本の多くの中小企業は技能実習生(3年滞在)を活用しております。しかし現実問題として年間一万人以上が失踪・逃亡し、且つ最近の犯罪でも実習生絡みの報道が増える中、コンプライアンス及び中長期的企業成長(スキル習得等)を考えるなら、高度外国人材が一番適していると思います。高度外国人材といわれる『技術・人文知識・国際業務』ビザを有している人材は基本的に永続勤務が可能であり、その高度な専門知識と日本語力で設計・施工管理や海外ビジネスの拡充や、研究開発を通じたイノベーションの創発など、今後の建設業界での 活躍が期待されており、日本政府も大いに期待しています。
■建設業界の人手不足の現状と定着率について
建設業就業者については平成 11 年は657万人だったのに対し令和2 年 には 492万人まで建設業就業者の数が減っております。 また建設業入職者の70%以上が転職入職者が占めており。全産業における転職入職者の割合60%を上回っている。
■建設業界内での高齢化が進行している
建設業就業者は、55 歳以上が約 34%、29 歳 以下が約 11%と高齢化が進行し、次世代への技術承継や生産性向上のためのIT化の遅れが大きな課題と なっております。
■建設業界に迫る 2025 年問題について
少子高齢化が進む日本社会において、多くの業界で若年層の人材不足、人材の高齢化が危惧されていますが、建築業界は特に顕著です。上記グラフから見ると建設業にいる約 3 割が 55 歳以上、29 歳以下が 1 割になっており、どの建設会社も中⻑期的な若手人材の 確保が急務となっております。
4.建設業界の今後の課題と今までの対策
■今後の建設業界の人材不足問題と課題
近年の建設業界への求職者の急激な減少や受注競争の激化等による就労環境の悪化、就業者の高齢化、若年入職者の減少等の構造 的な問題により、全国的に技能労働者等の建設人材が不足しています。
こうした状況は、復興需要をはじめとする建設投資の増加により、さらに深刻化していく ・このままでは、産業の存続に不可欠な技能の承継も困難になりかねない状況になる持続可能な建設会社を目指すべく、2025 年問題について今から対策を講じていかなければならない
■2025 年問題とそれによって起こる建設業界の問題点
2025 年問題とは、団塊の世代と言われる方々が全員75歳(後期高齢者)になり、日本の高齢化率がさらに進行し、人材不足・介護・社会保障費・税金などの問題が顕在化することです。国土強靭化によるインフラ工事などの建設需要は今後も高まっていく中で人手不足の加速化が進んでいくため建設業界にはかなりの打撃が考えられます。
新しい人材不足対策の構築
技能実習生頼みからの脱却
IT・ICT 導入による業務の効率化
無理のない工期設定
技能実習生採用による課題
■技能実習生採用の課題の 1 つの例として技能実習生の失踪・逃亡・犯罪がニュースなどで取り挙げられています。原因の 1 つとして、受け入れ 先の過酷な労働環境が考えられるでしょう。技能実習制度の規制が強化されたことにより、日本人と同じ条件で雇用する企業も増えてき ました。しかし、中には技能実習生に対して過度な労働を強要している企業も残念ながら実在しています。失踪は企業にとって人的にも社会的にも大きな損 失になります。また一般人とのトラブルや事故も技能実習生の課題としてあります。
5.高度外国人材の魅力と実習生との違いと推移
■高度外国人材と実習生の違いについて
高度外国人材は大学卒業レベルの人材です。厳密には母国の建設、電気電子、機械関連学部の大学出身者もしくは日本の大学・専門学校出身の方であるため、建設に関連する 知識を既に習得しており高い専門性を有しています。また、雇用期間に定めがな く、企業から住まいの提供なども必要ありませんので、日本人と全く同 じ形態での雇用が可能であり、企業の成⻑戦略と強く結びつきます。また日本語能力も高い(基本的に文系N1以上、理系N3以上)ため「日本語の壁」 という問題が非常に少ないです。
出典:厚生労働省「図 3 在留資格別外国人労働者の割合」から引用
6.高度外国人材の魅力専門性のある業務にも従事することが可能
外国人技能実習生が行える業務は建設現場、農業、漁業などの作業的なものに限定されていますが、企業の活性化、イノベーションに繋がる高度外国人材であれば 、能力的にも工場系やIT 、設計・監理、研究・開発、施工管理など、より専門性が求められる業務に従事させることが可能です。技能実習生の場合は在留期間が基本的には 1~3 年と比較的短期なので、企業にとってはどうしても「一時的な労働力 の補完」という位置づけになり、実習生側も出稼ぎ的な働き方となり、どれだけ長時間働き手取りを増やすかに重点が置かれ、技術や日本語、また生産性が向上することは稀です。一方、高度外国人は在留期間が延長申請可能なので無期限に日本で働くことが法的に可能ですので、長期スパンで業務を任せやすく、企業の基幹業務を担う人材も多く輩出されています。
7.株式会社ビーバーズが取り組む高度外国人材紹介事業
株式会社ビーバーズは高度外国人紹介会社として建設会社、製造会社(工場系)へ有能な人材をご紹介しております。採用企業様が、高度外国人材の育成マネージメントから文化、ビジネス感覚の違いなど、より深く高度外国人材の理解をすることで、多くの建設・製造会社が高度外国人材を適切に認知し、活用していただくことができると考えております。
株式会社ビーバーズは建設・製造業界に特化をして、高度外国人材を中心とした総合人材サービスを提供しております。
社名:株式会社ビーバーズ
本社所在地:東京都中央区日本橋1-2-10東洋ビル5階
設立:2020年3月
代表者:山本大輔
事業内容:建設・製造業界専門の転職支援およびキャリアコンサルティング、高度外国人材紹介、人材派遣・フリーランス紹介(施工管理技士、建築士、電気工事士など)
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